禁煙指導指定クリニック(健康保険が使えます)

国も健康保険の赤字を抱えて四苦八苦、
とうとう重い重い腰を上げて以前から健康を害する一番の敵である
タバコ対策に乗り出しました。肺癌、胃がん、喉頭ガン、膵臓ガンから
膀胱ガン、その他のすべての癌の元。元凶を何故今まで野放しにしておいたのか。
それはひとえに日本タバコ産業を保護するためでした。先進国では屈辱的な
喫煙率一位の汚名をそそぐべく2006年の6月から何と禁煙のために保険診療が
認められました。非喫煙者にとっては何とも不公平な保険制度です。なんで一部の
喫煙者のために公共の保険を使うのかとブーイングも多く聞かれます。
これはあくまでも米国におけるタバコ産業関連会社の上部の人の話です。
「タバコは黒人(黄色人種も)で、貧乏人で、バカな人が吸っている。またこんな
話があります。日本ではだんだんタバコを吸う人が減っています。また年間タバコの
関連は9万人になります。これを補充するにはどうしたらいいか。そこでJTAは
ターゲットを若い女性と青少年に向けています。自動販売機は撤廃されずタバコの
買い口はちょうど子供の目線まで低くなっています。さらには魅惑的な美人が
おいしそうに紫煙を煙らせてさもステータスでもあるかのように誘惑しています。
皆さんJTAの甘い言葉に乗ってはいけません。喫煙の低年齢化を阻止しましょう。

禁煙外来は毎日やっています。いつでもどうぞ。ニコチンパッチという禁煙グッズを
使用します。使用期間は8週間です。これで約7〜8割の人が禁煙成功します。禁煙
の達成感は何とも言えず充実感があふれます。自信がつきます。すると他の人に
自信を持って禁煙を奨められます。かくゆう私も30年前は愛煙家でした。しかし
きっぱりとやめてみてその禁煙の苦しみ、そして開放感、自信が今の禁煙活動に
つながっていると思っています。しかしニコチンの誘惑は麻薬よりも強いとか。
未だに吸いたいと思うこともあります。末期に一服を楽しみにしています。